スポンサーサイト

  • 2014.09.26 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    八戸母子殺人事件 相反する精神鑑定の間での判決 2009/04/15

    • 2012.02.11 Saturday
    • 22:05
     母親と弟妹の3人を殺害した当時 18歳の長男について検察側、弁護側、双方が精神鑑定を行った。しかし、結果はまったく相反するものとなった。弁護側は、長男の精神には障害があり、刑事 責任能力はないとし、検察側は責任能力ありと主張。判決は検察の求刑どおり無期懲役となった。
    日本 事件 NA_テーマ2

    八戸母子殺人事件 相反する精神鑑定の間での判決 | ワイドショーリポーター高村智庸さん
    ワイドショーリポーター高村智庸さん
     通常の裁判は記者や傍聴人が着席してから、裁判官が入廷し、許可された場合は2分間、廷内撮影が行われる。その後、被告が入廷して、裁判が始まる。被告は証言席に立ち、裁判長から氏名、生年月日、住所、職業などを聞かれて、検察官の起訴状朗読から審理が始まる。

     しかし、その裁判は裁判官と被告が席に着いてから、記者や傍聴人を入れた。被告の顔を傍聴人に見せないためだ。人定質問も紙を見せて「これで、間違いな いですね」と氏名や住所などを被告に確認するだけで、傍聴人には分からないようにしていた。被告は黒地に白と茶色の格子柄のシャツに薄茶色のズボン。伸び た髪を後ろで束ねていた。傍聴席からは後ろ姿しか見えなかった。

    事件
     2008年1月9日夜、青森県八戸市のアパートが燃えているという119番通報があった。風呂場が中心に燃え、消火後の部屋から3人の遺体が発見された。その部屋に住む親子3人、母親(当時43)二男(当時15)長女(当時13)だった。

     3人は明らかに殺害された痕跡があり、同居していた長男(当時18)の姿が見えなかった。出火から7時間半後の10日午前6時ころ、長男はアパートから 2.5キロ程離れた八戸駅前でうろついているところを警察官に見つかり、サバイバルナイフを振り回して抵抗したものの取り押さえられた。サバイバルナイフ など8本を持っていて、銃刀法違反の現行犯逮捕だった。
     
     この長男が3人を殺害して、放火したことを認めたという。司法解剖の結果、3人とも首に刺し傷や切り傷があり、頸動脈を切られたことによる失血死だった。

     供述によると、長男は母親が飲むビールに睡眠薬を入れておいた。睡眠薬は長男が通院していた病院から処方されたものだった。ビールを飲んだ母親が居間で 寝てしまうと、長男は隣の子供部屋でテレビを見ていた長女の傍に行き、刃渡り25センチのサバイバルナイフで一気に長女の首を横に切った。長女は悲鳴をあ げる間もなく絶命したと思われる。次に長男は居間に行き、寝ていた母親の首を切った。その瞬間、母親は目を覚まし、ナイフから身を守ろうとしたのだろう、 両腕には深い防御創が残っていたという。それから1時間後、二男が帰宅して、玄関に入ったところを切りつけた。二男も抵抗したとみられ、傍にあった冷蔵庫 には血が飛び、左腕には防御創が残されていたという。

     長男は殺害した3人を居間の布団の上に「川の字」に並べた。その後、母親の腹部を十文字に切り裂いた。それは母親のお腹の中に「心」を探したのだとい う。しかし、そんなものはある筈もなく、その跡にオルゴール付きの人形を詰めた。長男はその後、風呂場の浴槽に小説や雑誌や自らノートに書いていたという 小説などを入れ、灯油をかけて火をつけた。犯行動機が小説を真似たものだと思われるのがいやだったから燃やしたと話している。炎が30センチ程になるのを 確認してから零下の深夜、鍵をかけて部屋を出た。八戸駅に向かったのは、電車に乗ってどこかに行きたかったということらしい。

     長男は、銃刀法違反の容疑で逮捕され、殺人、死体損壊、現住建造物放火容疑で再逮捕、送検された。青森地検は長男が肉親3人を殺害し、母親の腹部を切り裂いて人形を詰め込んでいたことなどから、刑事責任能力が問えるかを判断するため、精神鑑定を請求した。

     青森市内の医療施設で2ヶ月半の鑑定の結果は性格に極端な偏りがある「人格障害」ではあるが、刑事責任能力に問題はないというものだった。検察側は刑事 処分相当という意見書を付けて家庭裁判所に送致した。この鑑定結果を不服として、弁護側は青森家庭裁判所に再度の精神鑑定の申請をした。

     5月から7月にかけて行われた鑑定では、長男には精神疾患があり、犯行時は心神喪失状態で刑事責任能力はなかった、という逆の鑑定結果が出された。両鑑 定とも時間がかかるが、治療が必要という点では一致しているものの、長男の処遇を決める上で、この相反する鑑定結果を家庭裁判所はどのように判断するのか 注目された。

     青森家庭裁判所は事件の背景には「何らかの契機で飛躍的に高まった殺人衝動が家族に向けられ、空想上で描いていた殺人や死体損壊の行為を実現させるに 至った」と、指摘して「資質上の問題を抱えていたが、完全責任能力があった」という理由で検察官送致(逆送)を決定した。これによって長男は成人と同じ刑 事裁判で裁かれることになった。

    父親の話
     事件から1ヶ月程した2月初旬、青森県八戸市に、一人残された父親を訪ねた。父親は肝臓と糖尿を患っていた。「小さい時からの積み重ね。突発的に起きた 事件ではない。重なって、我慢して、狂ってああなったのか。狂わなくちゃできないと思う」父親は静かな口調で事件の背景を話し始めた。

     父親が37才の時に長男が生まれた。「欲しくて出来た子だから、可愛がった。でも極端に甘やかしてはいない」という。幼いころは友達も多く、よく自宅に 遊びに来ていたという。父親は民族派の政治団体に所属し、八戸支部長を務めていた。これまでに3回逮捕され、服役しているという。

     最初は長男が小学校2年生のころ、恐喝未遂事件で逮捕された。そのことで、長男の周囲から友達が遠ざかり、いじめられ、孤立してゆくことになったとい う。母親は生活を支えるために、スナックでアルバイトするようになった。売り上げを上げるためなのか、元々酒が好きだったのか。翌日には何も覚えていない ほど深酒をして、朝食の用意もしなくなってしまったという。そして、子供たちを育てられないと言い出し、3人の子供を児童養護施設に預けることにしたとい う。

     拘置所の中でそのことを聞いた父親は「夜働きながら子供を育てている人は沢山いるのに、なんで施設なんかに入れるんだ」と言ったものの、もう、決めたこ とだからと言われ、聞き入れてもらえなかったという。「どうする事も出来ず、一晩中泣きましたよ」元はと言えば両親に責任がある訳だが、小学2年の子と5 才の弟と3才の妹の幼い3人にとって、親に捨てられるようにして、施設に入らなければならない境遇は耐え難いものがあったと思う。

     長男はこの施設にいる間にいじめにあったという。友達も寄り付かなくなり、疎外され、孤立し、不登校にもなった長男。この頃から長男の中で何かが狂い始 めてしまったのだろうか。父親は離婚を決意した。生活保護を受けることで、酒浸りのスナック勤めを辞めて、母親として子供3人を守ってほしいという苦肉の 策だった。

     しかし状況はまったく変わらず、別の男性と交際するようにもなってしまったという。3人の子供たちは長男が小学校5年時まで施設に入っていた。その後、 父親の実家で両親と一緒に生活するようになるのだが、わずか3カ月で、また父親が事件を起こして逮捕され、母親は実家を出て、アパートに転居した。しかし 相変わらず母親は酒浸りで、交際していた男性をアパートの部屋に招き入れるような生活になってしまったという。

     3回目の逮捕は長男が15才の時だった。中学を卒業し、引きこもりのような状態だった長男とアパートで一緒に暮らし始め、父親は露天商の仕事を手伝わせることにした。夏祭りなどを回りながらお好み焼きを販売していたという。

     始めのうちは無愛想で、客に「いらっしゃませ」「ありがとうございます」も言えなかった長男。それまでは髪は長くして、爪は伸び放題、父親から客商売な んだから短くしろと言われれば素直に従ったという。仕事を教えられ、少しずつ接客に慣れてくると、明るさを取り戻し、生き生きしているように感じられ、 「これでもう、大丈夫だ」と思ったという。

     ところが、ある朝。アパートに警察官が突然やって来て、家宅捜索され、そのまま恐喝未遂容疑で逮捕されたという。茫然と立ちつくす長男の目の前での逮捕 だった。「こんなことになったのも、9割は自分のせいです。自分が普通の生活をしていれば、こんなことはなかった。自分のせいなんです」涙を浮かべながら 語った。

    初公判
     3月9日の初公判で長男は起訴事実について「記憶はないが、結果的に肯定します」と答えた。検察側は「家族がおかしくなったのは、父親が事件を繰り返し て家庭を守らなかったこと。そんなことがなければ、施設に入れられることもなかった。そして、母親が昼間から酒を飲んで醜態を晒し、他の男が自宅に出入り することもなかった。そんな男に弟や妹が懐くこともなかった」と、家族への憎悪が犯行の背景にあったと述べた。

     そして、人格障害ではあるが、犯行直前まで、一定の範囲内では通常の社会生活を送っていて、幻覚や妄想に支配されず、意識障害もなかったことから責任能力がある、というものだった。

     弁護側は、長男は現在も特定不能の精神障害にあって、犯行時の記憶は断片的で、幻覚や妄想に支配されていたこと。だから、動機が不明で、善悪の判断能力 や行動をコントロールできずに、無意識に実行してしまった。死体損壊については猟奇的で通常の精神状態では実行できず、責任能力はない。まず精神疾患の治 療が必要であり、そのためには、家庭裁判所に移送して少年審判をやり直し、医療少年院送致とすべきだというものだった。

     長男は取り調べの段階では検察側の冒頭陳述にあるような供述をしていた。しかし、被告人質問では殺害状況について聞かれると「覚えていない」「分からな い」を繰り返し、3人の殺害について「気づいた時には血を流して倒れていた」と断片的にしか記憶がないという答えだった。動機についても「分からない。父 親や母親に憎悪は持っていない」と述べて、調書を作成した段階の供述を否定した。

     調書には詳しく供述しているのになぜなのかと聞かれると「検察官に遠まわしに誘導されたり、作られたものだ」署名して判を押したのはその通りだったから ではないのかという点についても「違うと思ったけれど、面倒だから署名しました」と述べて、取り調べから早く解放されたかったからというような証言だっ た。

     長男によると、小学6年生の頃から、通りすがりの人を殺すような衝動、妄想のようなものがあったという。長男には月の存在が影響していて、新月の頃にな ると気持ちを抑えきれないようになってしまうという。それを「普通の時期」「激情の時期」「冷酷の時期」という言葉で表現した。犯行時は一番ひどい「冷 酷」を飛び越える状況だったという。そしてまた、犯行の理由については、「処理能力の限界を超えた。自分は道徳的ストッパーが壊れている。壊れたままでは 何をやらかすか分からなくなる」この長男独自の精神世界については、恐らく、誰も理解できないのではないかと思う。

     公判では犯行現場の部屋は大きなボードに見取り図が描かれ、細かく説明された。大型のモニター画面には犯行直後の部屋の様子が映し出された。しかし、3人の遺体写真は大型モニターが消されて、裁判官、検察官、弁護人にしか見えないように配慮されていた。

     3月9日の初公判から18日の結審まで6回の集中審理で、被告人質問、2人の精神鑑定医と父親が証言した。父親は当初、「死刑にしてほしい。骨は俺が拾 う」と話していたが、裁判では、事件の原因について「自分の服役と、母親の酒癖、男関係。とにかく追い込んだのは私たち。悪かったと謝りたい」そして、今 後については「私は更生できると信じている。そのためには自分の人生をすべて捧げる」健康状態が良くない身体でも、長男を見守ってゆく決意を語った。

    相反する精神鑑定結果のあいだで
     長男は最後の被告人質問で、被害者3人への気持ちを聞かれると「うわべだけの謝罪はしたくない、今は無理だが、病気を治して心の底から謝りたい」と答え た。弁護人によれば、長男は自分がどのような精神状態なのか分からないまま、不安だったという。それが裁判の中で精神疾患だと診断した精神科医の証言に よって、理解してもらえたという安心感ができたという。

     長男は検察側の言うように人格異常で、あれ程の残酷な事件を引き起こしてしまったのか。あるいは弁護側の、特定不能の精神障害によって引き起こされた動機不明の事件だったのか。今でも、私には分からない。

     検察側と弁護側の2つ精神鑑定の結果は相反する内容になっているが、どちらも、長男には「治療が必要」という点では一致している。しかし、27日の判決は検察側の求刑通り無期懲役だった。長男に刑罰を科することによって「解決」してしまって良かったのだろうか・・・。http://janjan.voicejapan.org/column/0904/0904140565/1.php

    • 2011.08.06 Saturday
    • 22:33
    転載元ーhttp://www.jlzda.gr.jp/pdf/qa2008_2.pdf
     鉛あれこれQ&A
    協同製作 全国鉛管鉛板工業協同組合
    日本鉱業協会 鉛亜鉛需要開発センター
    Q1.鉛は古くからある金属だとは知っていますが、大体いつごろから使われているのですか?
    A → ページ2
    Q2.鉛の物理的性質はどうなっているのですか?
    A → ページ2
    Q3.鉛の有用性と使用事例について教えていただけませんか?
    A → ページ2
    Q4.鉛の需要量はどれ位あるのですか?
    A → ページ11
    Q5.鉛のリサイクルは現在どのようになっているのですか?
    A → ページ12
    Q6. 鉛及びその化合物の環境等の基準値を教えてほしいのですが?
    A → ページ13
    Q7.最後に、最近新聞紙上等で鉛の毒性が叫ばれていますが、鉛ってそんなに怖い物なのですか?
    A → ページ13
    2
    Q1.鉛は古くからある金属だとは知っていますが、大体いつごろから使われているのですか?
    A1.鉛は自然銅や自然金に続いて、最も古くから人類が利用した金属のひとつです。紀元前5000
    年〜7000年に陶器に酸化鉛が使用され、紀元前3000年頃にはエジプトで魚網用に鉛錘が
    使用されていたようです。ローマ時代に入り水道用に鉛管が使用され始め、紀元後1400年に
    なると活字印刷が発明され、鉛合金の活字が使用されだしました。
    日本においては1500年代においては弾丸用としての利用があり、江戸時代、仙台藩では貨幣
    に使用され江戸中期になると屋根瓦として使用されるようになりました。明治に入り水道用鉛管
    が使用され始め、日本の近代化に伴い鉛バッテリー、耐食材料、電極材料、放射線防護材、遮音
    材など用途開発がおこなわれていきました。
    Q2.鉛の物理的性質はどうなっているのですか?
    A2.・鉛の原子番号は82、原子量は207.21です。
    ・鉛の密度は20℃のとき11.34g/cm3です。
    鉛より密度が大きいのは金・白金・タンタル・タングステン等貴金属や希少金属等に限られます。
    鉄の約1.4倍の密度があります。
    ・鉛の融点は327℃です。
    鉛は融点が低く容易に溶かすことができます。
    ・鉛の電気比抵抗は20.65μΩ・cm(20℃)です。
    鉄の約2.2倍、銅の約13倍、チタンの約0.3倍です。
    Q3.鉛の有用性と使用事例について教えていただけませんか?
    A3.鉛を特性別に見てみますと次のような用途例があります。
    (例1) 鉛バッテリー
    (例2) 放射線吸収の用途
    (例3) 放射線の化学的作用を利用した改質、生物学的作用を利用した殺菌
    (例4) 機械的振動に対する減衰材としてビル等の免震装置
    (例5) 音響の方面での遮音材
    (例6) 耐食性が極めて優れているため屋根材
    (例7) 装飾
    (例8) 電解銅箔製造用鉛電極
    (例9) ウエイト
    これらを次に示します。
    3
    (例1) 鉛バッテリー
    鉛が電気エネルギーを化学エネルギーとして蓄電する現象に着目し、それを応用した物です。
    廉価で高い信頼性、しかもリサイクル可能な鉛バッテリーは、自動車をはじめ電気通信、非常
    用電源、フォークリフトなどに利用され、近代社会には欠くことのできない強固な基盤を築い
    ています。
    (例2)放射線吸収の用途
    鉛の放射線吸収:上記のように鉛は原子番号が高く、密度が大きいという特徴から放射線の
    吸収材料として広く利用されています。さらに放射線によって放射化されず安定であるという
    ことも、この用途の材料として大きい利点です。その性質を利用した身近なものに病院のレント
    ゲン室やCT スキャン室の遮蔽板、またPET 用ホットセルがあります。
    原子力発電所をはじめ大学や研究所の放射線装置の遮蔽材としても広く使われ、安全確保に寄
    与しています。その例としてエックス線非破壊検査装置、Ge(ゲルマニウム)検出器があります。
    これらを次にご紹介します。
    病院のレントゲン室やCTスキャン室:
    壁、ドア、及び天井は鉛の遮蔽板が使用されています。
    4
    PET用ホットセル:
    (PETとは陽電子放射断層撮影の事で、ポジトロン・エミッション・トモグラフィの略です)
    PETは癌の早期発見等に使われます。放射性(RI)医薬品を体内に投与すると癌細胞にこ
    れが多く集まり、放出する放射線を検知する検査方法です。
    このセルの中で放射性(RI)医薬品を合成したり、希釈したり、分注したりします。内部
    に遮蔽材として鉛が使用されています。
    エックス線非破壊検査装置:
    溶接線部の健全性や製品の欠陥箇所を破壊せずにエックス線照射により検査することが出来
    ます。内部に遮蔽材として鉛が使用されています。
    5
    Ge(ゲルマニウム)検出器:
    試料の微量放射線を測定する装置です。自然界にある放射線をさえぎる遮蔽体に鉛が使用され
    ています。写真の装置は試料を自動的に交換するロボットが組み込まれています。
    (例3) 放射線の化学的作用を利用した改質、生物学的作用を利用した殺菌
    電子線照射装置があります。
    タイヤ・ゴムシート等に電子線照射すると耐熱性、硬度などを向上させ、高品質のさまざま
    な高品質の工業製品を生み出します。また、食品の殺菌や医療用具の滅菌にも電子線は有効なの
    です。遮蔽用として中に鉛が入っています。
    6
    (例4) 機械的振動に対する減衰材としてビル等の免震装置
    免震装置のひとつに鉛免震ダンパーがあります。
    この写真の様な鉛製ダンパーが建築物の基礎に取り付けられ、機械的振動に対する減衰材と
    してビル等の免震装置に 用いられています。震度6の福岡県西方沖地震でも福岡市内13棟の
    免震ビルはほとんど無傷、書棚の転倒被害も無かったと聞いています。
    (例5) 音響の方面での遮音材
    写真の様な防音室で、鉛は遮音効果を抜群に発揮します。
    音響の方面では、吸音能力も高く遮音材としてオペラホールやホテルの壁、最近ではマンシ
    ョンの配水管などに使われています
    7
    (例6) 耐食性が極めて優れているため屋根材
    鉛は耐食性が極めて優れ、展延性がよく非常に加工性のよい金属です。
    イギリスを始めとするヨーロッパでは多くの家屋で屋根材として鉛が使用されています。
    日本国内では屋根材に鉛を使用している例は少ないですが、次にご紹介します。
    九州国際交流センターの屋根
    金沢城の屋根全景 その細部
    8
    (例7) 装飾
    東京の銀座にCHANTOという居酒屋があります。
    店内のカウンター、トイレのドア・手洗い場、照明器具カバー、いたるところに次の写真で
    お見せします様に鉛の板が貼ってあります。
    シックで大人の雰囲気をかもし出すのに鉛は案外と効果があるようです。
    カウンターに鉛が張ってあります。
    トイレのドアにも鉛が張ってあります。
    9
    トイレの手洗い場も鉛です。
    大きな照明器具カバーも鉛です。
    10
    (例8)電解銅箔製造用鉛電極(アノード)
    電解銅箔はパソコン・携帯電話・テレビ等のプリント基板に無くてはならない材料です。鉛
    はその電解銅箔を作るための電極(アノード)として使われています。
    (例9) ウエイト
    密度が大きく、融点が低く、加工性がよく、しかも安価である鉛の特徴から建設機材用ウエイト・
    医療機器用バランスウエイト・搬送用カウンターバランスウエイト・タイヤのバランサー・ヨッ
    トのキール・スポーツ用品のバランサー・リハビリ用ウエイト等、様々な分野で利用されていま
    す。
    11
    Q4.鉛の需要量はどれ位あるのですか?
    A4.徐々に減少傾向にはありますが年間20〜30 万トン程度の鉛が消費されています。国内の用途別
    消費量は次表のようになっています。
    電気鉛・再生鉛の国内需要量
    出所:経済産業省 調査統計部
    鉄鋼・非鉄金属製品統計年報
    2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年
    合計 267,620 259,434 223,594 190,726 313,599
    蓄電池 201,148 194,713 160,678 135,829 264,855
    無機薬品 20,134 20,609 25,861 19,408 11,865
    再生 9,871 8,584 6,647 8,054 11,659
    鉛管板 3,300 3,349 3,058 3,594 2,591
    はんだ・銅合金塊 9,168 8,644 8,727 7,229 7,258
    その他 9,332 12,551 10,701 7,930 7,492
    輸出 14,667 10,984 7,922 8,682 7,879
    12
    Q5.鉛のリサイクルは現在どのようになっているのですか?
    A5.鉛はリサイクルの優等生です。
    下記のグラフからもわかるように平成13年度において鉛の国内需要量と鉛屑回収量は同量と
    なっています。
    たとえば、車に使用されている鉛バッテリーは平成6 年10 月(社)日本蓄電池工業会(現在、
    (社)電池工業会)により発表された「鉛リサイクルプログラム」により、ここ数年間は100%
    近くの回収率が維持されておりリサイクルシステムの優等生と言われています。
    私ども、鉛遮音板・遮蔽板の生産販売に関わっているものとして、資源有効利用、リサイクルの
    観点からも、その特性や経済性から見ても、また、有用な金属である鉛を一般環境に不用意に拡
    散させないためにも、遮音・遮蔽板の廃棄物からの鉛リサイクルに積極的に取り組んでいます。
    鉛リサイクルについてのお願い
    鉛に異物が付着していないこと(端材の鉛と他の材料は分別をお願いいたします。)
    運賃、処理費用はご負担願います。
    製造会社指定の場所へ持ち込み願います。
    とにかく、何でも気軽にご相談ください。
    13
    Q6. 鉛及びその化合物の環境等の基準値を教えてほしいのですが?
    A6 鉛及びその化合物については環境及び、排出の面から次のように決められています。
    ・環境基本法では次のようになっています。
    水質汚濁に係わる環境基準について
    0.01mg/リットル 以下
    土壌の汚染に係わる環境基準について
    0.01mg/リットル 以下
    ・大気汚染防止法では工場および事業所のばい煙の排出基準は次のように定められています。
    10〜30mg/Nm3 (施設ごとの排出基準となっています。)
    ・水質汚濁防止法では次の排出水の基準が定められています。
    0.1mg/リットル (許容限度)
    ・水道法に基づく水質基準では次の基準が定められています。
    0.01mg/リットル 以下
    Q7.最後に、最近新聞紙上等で鉛の毒性が叫ばれていますが、鉛ってそんなに怖い物なのですか?
    A7.鉛の毒性や鉛中毒の症状については古い時代から知られており、19世紀の半ばに鉛の製錬、加
    工に従事していた者に鉛中毒が多く発生し、死亡率も高かったことが記録されています。その主
    な原因は浮遊する鉛粉や鉛化合物が口や鼻からはいり、ある許容限界以上の鉛が体内に摂取され
    たためです。
    その後、鉛製錬所をはじめ、私ども鉛の加工工場においても職場環境の改善、衛生管理の徹底等
    の諸対策を講じてきました。現在では、鉛を直接取り扱っている製錬所や私どもの工場において
    さえ鉛中毒の発生は皆無であります。鉛地金や金属鉛の加工品に触れただけで鉛中毒になる心配は
    全くありません。
    鉛は取り扱いを間違えず、その性質をうまく利用すれば我々の生活を便利に、そして豊かにして
    くれる物なのです。
    下記より多く「引用」しました。
    中島喜教:鉛―社会を支えるすぐれもの、
    2005 年6 月20 日産業新聞、コラム産業春秋欄
    鉛の有用性についてご理解いただけたでしょうか。
    これで、「鉛あれこれQ&A」を終わらせていただきます。ありがとうございました。
    (2008.2
    転載元ーhttp://www.jlzda.gr.jp/pdf/qa2008_2.pdf

    品川美容外科の医療過誤事件をめぐる捜査資料を漏らしたとして逮捕された警視庁捜査1課の警部

    • 2011.07.22 Friday
    • 15:48
     
    2011.7.22 11:35
    医療過誤捜査の資料漏えい事件で、捜査1課警部らが逮捕され、記者会見で謝罪する桜沢健一参事官=22日午前、警視庁

    クリックして拡大する

    医療過誤捜査の資料漏えい事件で、捜査1課警部らが逮捕され、記者会見で謝罪する桜沢健一参事官=22日午前、警視庁

     品川美容外科の医療過誤事件をめぐる捜査資料を漏らしたとして逮捕された警視庁捜査1課の 警部、白鳥陽一容疑者(58)は、捜査対象の病院に以前から親密にしていた警視庁OBを再就職させ、高級割烹(かっぽう)などで飲食接待を受けるなどして いた。浮かび上がった癒着(ゆちゃく)の構図に、警視庁も「異例なこと」と問題視している。

     警視庁や病院関係者によると、白鳥容疑者は警視庁が品川美容外科を家宅捜索した約2カ月後の昨年2月ごろ、捜査1課OBの中道宜昭容疑者らの再就職を受け入れるように、病院幹部らに求めた。

     「病院の捜査を円滑に進めるためには、中道さんたちを、入れておいた方がいいんじゃないか」。捜査を取り仕切り、たびたび病院幹部に接触していた白鳥容疑者にこう迫られ、病院幹部らは拒むことができなかったという。

     暴力団のクレームなどに対応する“用心棒”役として、病院が警察官OBの“天下り”を受け入れることは珍しくなかったが、通常は警視庁本庁などの紹介などがある。捜査を受けている最中に、一警部の斡旋(あっせん)を受け入れるのは異例だ。

     白鳥容疑者と中道容疑者は捜査1課で5年5カ月、一緒で、「ナカさん」「シラさん」と呼び合う親密な仲。白鳥容疑者の“情実人事”は明らかだった。

     中道容疑者らが再就職すると、白鳥容疑者と病院側はさらに距離を縮めた。東京・内幸町のホテルにある高級割烹で、白鳥容疑者を接待。その場には中道容疑者らだけではなく、病院の実質トップの総院長ら幹部も同席したという。

     病院関係者らによると、白鳥容疑者は中道容疑者と頻繁に携帯電話で連絡を取り合っており、東京都内や千葉県の飲食店やスナックなどで飲食接待を繰り返したとみられる。白鳥容疑者が自分で飲食代を負担することもあったが、多額の経費請求が病院に回ってきた。

     病院関係者は「白鳥容疑者に食い物にされたのではないか」と批判する。

     白鳥容疑者が2人を天下らせていたことについて、警視庁は「承知していなかった。後から事実を知って当惑した。しかし、退職者の行動は指導できない」としている。

     ただ、平成19年には愛知県警の巡査長が情報漏洩(ろうえい)の見返りに県警OBが現金を受け取ったとして逮捕・起訴されるなどしており、OBををめぐる癒着は後を絶たないのも事実だ。


    転載元ーhttp://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110722/crm11072211360011-n1.htm

    松本龍前復興相

    • 2011.07.16 Saturday
    • 01:14

    松本龍前復興相入院のニュースに接して - 冨賀見 祐輔


      松本龍前復興相が、「軽度の躁(そう)状態」で入院した、とのニュースを聞き、かなり驚きました。入院先の九大病院の主治医によると、震災の対応で心身が 疲労した結果、「気分障害で軽度の躁状態」になったそうです。大臣辞任の引きがねになった被災地での突飛な言動も、この「躁状態」が関係した可能性が高 い、とのこと。また、6月初めからは、不眠や疲労感があったため、催眠薬も服用していたそうです。

    確かに、この病状を知った後では、松本 氏の被災地での異常ともいえる言動、例えば、出迎えた達増岩手県知事へ向けていきなりサッカーボールを蹴ったり、村井宮城県知事を「お客さんが来る時は、 自分が入ってから呼べ」と叱りつけたりした言動も、何となく理解できるような気がします。

    あれらの言動は、大臣に任命されるほどの人物の ものとしては、あまりに非常識で、アブノーマルなものでした。でもそれが、あの大震災に正面から向き合った結果の「軽度の躁状態」が引き起こしたものであ るとすれば、アブノーマルと軽々に決めつけることはできはしなかったでしょう。

    私がこの松本前大臣入院のニュースに接して、反射的に想起したのは、1945年、ストレート・フラッシュ号という気象観測機に機長として搭乗し、エノラ・ゲイに広島への原爆投下の命令を下した、クロード・イーザリーという軍人パイロットのことでした。

    戦争終了後、イーザリーは、原爆で死んだ多くの人々の幻影におびえるようになり、徐々に精神に異常をきたすようになります。酒を浴びるように飲んだり、金を奪う気もないのに郵便局に強盗に押し入ったりするようになったのです。

    そのイーザリーと、心理学者・哲学者のギュンター・アンデルスとの往復書簡の記録をまとめたのが、『ヒロシマわが罪と罰』という本です。その本の中で、アンデルスは心を病んだイーザリーに、次のような書簡を書き送っています。(ちょっと長いですが、引用します)

    い やそんなことによりももっと適切な実例は、あなたが爆撃手に下した原爆投下の命令の、そのまた命令をあなたに下したあの大統領(トルーマン)です。彼は、 本来ならば少なくともあなたと同じ精神的状況にいなければならないにもかかわらず、数年前、ある公開のインタビューの席上で、“良心の呵責”なんか全然感 じないと、およそ道徳なんか始めから問題にもしていないようなナイーブな調子で答えて、それで彼の道徳的潔白が証明されたつもりでいるのです。あるいは、 この話は、もうあなたにも耳にしておられるかもしれませんが。しかも彼は、ごく最近、七五歳の誕生日を迎えて、彼の人生の総決算をしていうには、後悔に値 する大きな過ちといえば三〇歳を過ぎてから結婚したことであるなどと、ぬけぬけと述べています。


    僕 はその裁判官あてに長文の手紙を書くつもりだ。そして、君自身の手紙の引用をそえてくわしく説明し、君の真剣な態度と“ノーマルな状態”についてうったえ てやろうと思う。僕はそもそも“ノーマルな状態”とは何ぞや?といいたいのだ。君にはいまさらいうまでもないが、僕は、君の場合のような異常な経験に対し てそれにふさわしい反応の仕方をもって関心を示さない人間こそ、すべてアブノーマルだと思っているのだ。

    (篠原正瑛訳・『ヒロシマわが罪と罰』より引用)

    広 島のあの惨禍を知ったならば、イーザリーのように精神に異常をきたす方が正常なことであり、むしろそうならない方が異常なことなのかもしれません。異常な のは、イーザリーではなく、「良心の呵責」などこれっぽっちも感じようとしなかった合衆国大統領の方かもしれないのです。つまり、その時の言動だけを見 て、その人がノーマルかアブノーマルかを判断するのは、実はかなり難しいということなのです。

    同様に…、防災担当および復興担当の大臣と して大震災に真剣に向き合ったなら、そして被災者の苦しみを真摯に受け止めたなら、むしろ正常な精神状態でい続けることの方が、異常なことだったのかもし れません。(むろん、松本前大臣は、イーザリーのような加害者の立場でもありませんし、重い病の状態でもありませんが…)

    宮城県知事とのあの会談の映像を見たとき、私も他の多くの人と同じように、非常に腹立たしく、不快に感じました。また、「わたしは九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして…」といった彼の奇妙な言い訳を聞いて、同じ九州出身者として、恥ずかしくも感じました。

    しかし、以上のようなことを考慮すると、もしかしたら、彼は復興担当大臣として実はかなりふさわしい人物だったのではないか、松本氏へのあの猛烈なバッシングは明らかに行き過ぎだったのではないか、そんな気もしてきます。

    被 災地のあの惨状を目の前にすれば、そしてその復興の責任者であるならば、あのようなアブノーマルともいえる言動に至る方が、むしろ正常な反応だったのでは ないか。もちろん、そんな精神的にひ弱な人間は、そもそも政治家として不適格なのだ、という反論はあると思いますが…。
    転載元ーhttp://news.livedoor.com/article/detail/5712113/

    「切迫度、東海地震の方が大きい」 内陸に多数の活断層

    • 2011.05.10 Tuesday
    • 04:34
     

     日本では東日本大震災や東海地震などの海溝型地震だけでなく、内陸直下型を引き起こす活断 層も多数ある。東海地震が浜岡原発の停止理由とされた一方で、周辺に活断層がある原発も少なくない。ただ専門家は「地震の切迫度は東海地震の方がはるかに 大きい」として、同列に論じるべきではないと強調している。

     プレート(岩板)がぶつかり合う日本列島では地殻にひずみが蓄積され、内陸に多数の活断層があり、大地震を起こすものだけでも約100カ所が知られる。

     原発建設の際は、活断層の有無を確認し、国の耐震指針に基づき安全性が評価される。周辺に活断層がないことが望ましいが、あったとしても耐震性が確認されれば許可される仕組みだ。

     活断層は一般に数千年から数万年の長い間隔で地震を起こす。これに対して海溝型地震は100年程度の短い間隔で地震を繰り返す違いがある。

     東海地震は、30年以内の発生確率が87%と非常に高い。一方、活断層は30年以内の発生確率が高くても数%程度。単純比較はできないが、一般に海溝型地震と比べ切迫度は低い。

     国は活断層が見つかっていない場所で鳥取県西部地震が起きたことを受け、原発の耐震指針を18年に改定。各原発で活断層の再調査が行われたが、現行指針では耐震性に問題はないと評価されており、周囲に活断層があったとしても直ちに危険とはいえない。

     東京工業大の翠川三郎教授(地震工学)は「活断層は活動間隔などがよく分からない場合もある。長期的な調査研究を行い、最新の知見を安全評価に反映させることが重要だ」と話す。

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110509/dst11050922570027-n1.htm

    ニッポン密着:賃貸住宅自殺に多額賠償請求 「遺族追い込まないで」

    • 2010.11.01 Monday
    • 21:58



     賃貸アパートやマンションで自殺した人の遺族が、部屋の改装料や家賃補償、さらにはおはらい料まで求められるケースが相次いでいる。遺族の自助グループ「全国自死遺族連絡会」(仙台市、田中幸子代表)は、大切な人を失った痛みに追い打ちをかける「2次被害」だとして、岡崎トミ子・内閣府特命担当相に近く、遺族を守るための「二次被害者保護法」(仮称)の制定に向けた協力を要請する。2遺族の実例を取材した。【百武信幸】

     仙台市の男性(60)が東京で暮らす長女(当時22歳)の死を知ったのは、08年3月13日、長女の誕生日翌々日だった。11日に電話をかけたが出ず、12日に大学の友達から「連絡がつかない」と連絡があったため、異変を感じて新幹線で翌日駆け付けた。アパートの管理人立ち会いのもと鍵を壊して部屋に入ると、わずかな明かりの中に横たわる娘の姿が見えた。

     死後10日以上たっており、抗うつ薬などの過量服薬による自殺とみられた。2年前からうつ病になり、仙台市内で納得する病院が見つからず、友人の多い東京での暮らしを本人が望んだ。

     部屋の荷物は遺品回収業者に回収を依頼し、業者に火葬を頼んだ。早く仙台に連れて帰り、葬儀をあげなければという一心だった。数日後、相次いで費用を請求された。仙台から駆け付けたため、まとまった金の持ち合わせはなく、遺品回収代の30万円は後日の振り込みを許してもらったが、火葬費用など約40万円はその場での支払いを求められ、銀行のカードキャッシングで用立てた。

     さらにアパートの家主は「おはらい料」3万5000円▽天井や壁のクロス張り替え、床などの修繕費約80万円▽クーラーなど備品の買い替え費12万円を要求した。振り込むと、5月には、約8万円の家賃を次の入居者には半額近くに下げることに伴う差額補償5年分として210万円の請求書を送ってきた。拒否して裁判になれば、つらい記憶を何度も思い出させられると考え、仕方なく振り込んだ。

     「あの時は娘のことで頭がいっぱいだった。今思えばここまで払う必要があったのか」。2年が過ぎた今も仏壇の遺影をまっすぐ見られずにいる。男性は国に思うことがある。「心のケアまでは期待していない。せめて遺族を追い込まないようにしてもらえないか」

     □

     遺族と家主側が法廷で争っているケースもある。今年3月、近畿地方に住む女性(45)の弟(当時40歳)は、自宅マンションの風呂場で自殺した。弟は7年前、畑違いの職場に配置転換され、大手企業を退職。再就職に向け同居の相談をしていたところだった。

     「最悪や」。弟の変わり果てた姿を見つけた日、家主の親族でもある管理人が漏らした言葉に女性は傷ついた。女性は弟の連帯保証人で、管理人は約1カ月後、女性の夫を呼び出し、風呂場以外にもキッチンやトイレの改修費、弟の部屋(家賃6万5000円)と隣室や他階の部屋も含む7室分の家賃補償など約700万円を請求。内訳を手渡しながら、「家族なら(自殺を)防げたんとちゃうの」と言い放った。話し合いをしたが金額が折り合わず、家主は900万円以上の支払いを求め提訴。法廷では「自殺を十分に予見でき、かつ回避可能であった」などと、遺族に過失があると主張している。

     女性の夫は問いかける。「法廷で自殺を止められなかった責任まで問われなければいけないのか」。裁判では自殺が「追い込まれた末の死」だという現実を裁判官に訴え、まずは司法の場から自殺への偏見をなくしたいと考えている。

     ■業界団体「家賃の1〜2割2年分」

     全国自死遺族連絡会の田中幸子代表によると、同会に自死遺族から寄せられた賃貸借のトラブルを巡る相談は06年から4年間で200件を超える。家賃補償などを巡る裁判で遺族を弁護する金塚彩乃弁護士(第二東京弁護士会)は「多くは泣き寝入りしているのではないか」と話し、表面化しない事例も多いとみる。

     トラブルの背景には、家賃補償の請求を巡る訴訟の判例が少なく判決内容も一定していないことがある。管理会社などの業界団体「日本賃貸住宅管理協会」は、家主などから相談があった場合、家賃の1〜2割の2年分程度の請求を目安として説明しているというが、業界全体には浸透していない。また、「すぐに新しい入居者が決まる場合もある。改修費用に加えて一律に一定期間分を請求するのは問題だ」(田中代表)との指摘もある。

     全国自死遺族連絡会が制定を求めている「二次被害者保護法」(仮称)は、不当請求の禁止や遺族と故人の名誉保護などが内容。法制化を支援する群馬司法書士会自死対策事業実行委の斎藤幸光委員長は「自殺者3万人が12年も続き、遺族や家主個人に損害やリスクを負わせるのは限界がある。自動車の自賠責保険のような社会的制度が必要だ」と話す。

    毎日新聞 2010年10月31日 東京朝刊

    清水健太郎被告に懲役2年6カ月求刑 覚せい剤事件

    • 2010.11.01 Monday
    • 20:57




     自宅で覚せい剤を吸ったとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた元俳優の清水健太郎被告(58)=本名・園田巌=の初公判が東京地裁であった。清水被告は起訴内容を「間違いありません」と認めた。

     検察側は「被告は薬物に関する犯罪で2度の実刑を受けており、常習性と依存性が顕著だ」として、懲役2年6カ月を求刑。弁護側は「内妻や友人からの支援が期待できる」として寛大な判決を求めて結審した。判決は16日に言い渡される。

     起訴状によると、清水被告は8月8日、東京都台東区のマンション自室で、覚せい剤を加熱し、気化させて吸ったとされる。

    脅迫的取り調べ、録音で判明 大阪府警、いす蹴り大声

    • 2010.11.01 Monday
    • 18:59

    写真:取り調べの様子をノートに記しながら振り返る男性=23日、大阪市北区
    取り調べの様子をノートに記しながら振り返る男性=23日、大阪市北区

     大阪府警東署員による脅迫的な取り調べをICレコーダーで録音していた30代の男性が朝日新聞の取材に応じ、暴言を浴びせられた時の恐怖や強引に自白を迫られた様子を語った。男性は取り調べ後に体重が6、7キロ落ち、夜は捜査員の怒声がよみがえって眠れない日もあるという。

     取材には代理人の森直也弁護士らが立ち会い、約3時間の録音を再生しながら当時の取り調べ状況をたどった。

     東署刑事課の警部補(34)と巡査部長(31)が、システムエンジニアとして働く男性の会社に来たのは9月3日午後1時半。警察が社員を調べていることは数日前から知っていたが身に覚えはなく、自分も調べを受けるかもと思ってICレコーダーをズボンのポケットに入れていた。

     会社の駐車場に止めた車の後部座席で警部補は黙秘権も伝えず、「家もガサ行くぞ」「出せよ、お前、財布。出せ! 出せ! 出せ! なめんなよ」とすごんだ。

     容疑は、大阪府内の女性が昨年12月に出勤途中に落とした財布を着服したとする遺失物等横領で、男性は女性と同じ駅を利用していた。反論しようとしたが、「お前の意見を聞きにきたんちゃうわ」「人生むちゃくちゃにしたるわ」と怒鳴られた。

     約1時間後、大阪市中央区の東署の取調室に連れて行かれた。警部補は自分の家族を引き合いに出し、「4人目も生まれるねん。こうした生活の基盤がなくなったらむちゃくちゃやん」と自白を促した。幼稚園児の長女の笑顔、マンションのローン……。すべてが壊れてしまうと思うと、恐ろしくなった。

     否認する男性に、警部補は「手出さへんと思ったら大間違いやぞ」と大声を出し、パイプいすをけった。調べが始まってから約3時間後、録音に気づいた警部補は急に穏やかな口調で「信じてるよ」と握手を求めたという。

    暴力団 山口組系山健組本部事務所前で爆発 けが人なし

    • 2010.11.01 Monday
    • 14:09

    毎日新聞 11月1日(月)10時29分配信

    暴力団 山口組系山健組本部事務所前で爆発 けが人なし
    拡大写真
    ものものしい警戒が続く現場付近=神戸市中央区花隈町で2010年11月1日午前10時
     1日午前2時40分ごろ、神戸市中央区花隈(はなくま)町の指定暴力団山口組直系山健組事務所の南向かいにある民家の住民から、「ドンと爆発音がし、窓ガラスが割れた」と110番があった。兵庫県警生田署員が駆けつけたところ、火薬のようなにおいがし、組事務所の正面玄関のステンレス製支柱が数カ所へこむなどしていた。爆発物の一部とみられる金属製の筒(直径約1センチ、長さ約3センチ)がこの民家内で見つかり、同署は何者かが爆発物を仕掛けたとみて器物損壊容疑で捜査を始めた。

     同署によると、爆発があったのは午前2時25分ごろ。当時、民家2階に3人の住民、組事務所に3人の組員がいたが、けがはなかった。事務所にいた組員の一人は「防犯カメラをチェックしていたが、人影は映っていなかった」と話しているという。

     この爆発で、民家は1階の窓ガラス5カ所が破損し、アルミ製扉にも5ミリ〜1センチの穴が約20カ所開いた。金属製の筒はガラスを突き破って屋内に入ったとみられる。組事務所前のコンクリート製路面の一部(縦20センチ、横15センチ)に深さ1センチのくぼみができ、民家東隣の山健組倉庫の1階窓ガラスも割れた。

     現場はJR元町駅の西約750メートル、神戸高速鉄道花隈駅の北約200メートルの住宅密集地。現場前の道路はブルーシートで封鎖され、物々しい雰囲気になった。近くのマンションに住む男性(26)は「マンションが揺れたのではと思うほど大きな音がして外に出たが、誰もいなかった。爆発物と聞き、本当に怖い」と話した。近くに住む主婦(53)は「大きな音がし、夫や子どもも目が覚めた。交通事故と思ったけど、救急車が来ないので変だと思っていた」と振り返った。

    広島少年院暴行事件、元首席専門官に有罪判決

    • 2010.11.01 Monday
    • 14:06
     広島少年院(広島県東広島市)で2005年9月、収容少年(当時16歳)に暴行したとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた同少年院の元首席専門官、向井義(ただし)被告(49)(起訴休職中)の判決が1日、広島地裁であった。芦高源(あしたかみなもと)裁判長は、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。向井被告側は、教育的な指導だったとして無罪を主張していた。

     起訴状では、向井被告は05年9月16日、同院体育館で少年の首にシーツを巻いて絞めつけ、遺書を書くよう強要。さらに学科教室で洗剤を混ぜ合わせて塩素ガスを発生させたポリ袋を顔に押しつけて吸うように要求したとしていた。

     芦高裁判長は、シーツで少年の首を絞めたとする検察側の主張について、「裏付ける証拠がなく、絞めたとするには合理的な疑いが残る」と否定。塩素ガスを発生させたとされる点についても、具体的な目撃証言がないとして退けた。一方、遺書を書くよう求めたことや、ポリ袋を顔に押しつけたことは認めた。

    最終更新:11月1日(月)12時6分

    読売新聞

    PR

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
    << November 2017 >>

    Yahoo Ads

    Twitter

    Yahoo!ニュース

    HTMLリンクタグ作成

    HTMLリンクタグ作成リンクタグ作成

    selected entries

    categories

    archives

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM